私の隣の御主人は競輪がとても好きでした。
2年前に亡くなりましたが、
入院する直前まで競輪場通いをしていました。
その競輪場は終戦後まもなく発足していますから、

御主人は最も古参の競輪ファンの1人だったに違いありません。
私は沢山税金を納めてもらって、
市の財政に貢献してくれた人だと思って感謝しています。

奥さんは近所の人に御主人が競輪に沢山の
お金を注ぎ込んだことを自慢のように言っていたそうです。
家一軒分のお金を競輪に注ぎ込んでくれたと。

私からはもったいなくて仕方がないことですが、
御主人にしてみれば別の感覚があったのではないでしょうか。
その原因はよく分かりませんが、
病的なギャンブラーもいるし、
何かのはけ口としてギャンブルにお金を注ぎ込んでいる人もいます。

私はどちらかと言えば、欲求不満のはけ口として
競輪場に通っていたのではないかと思っています。
兎に角奥さんは口うるさい人ですから、
家庭から競輪場へ逃げ込んでいたのかもしれません。
その結果、莫大なお金を失ってしまったのです。